「風之舞」スタッフの皆様へ

【“”は相手を思いやれる気持ち】

『先日、コザでロケ中の「◎×※△■」の撮影現場に足を運びましたが、
宿舎内外も含めてスタッフもキャストも
皆疲れた顔をしていて笑顔が少ないなあというのが感想です。
寝不足、長時間のロケ、安定しない空、等などで大変苦労されているんだと思います。
でも、そこを通りかかる人々は、この映画を観たいと思ったか、
疑問もあります。
ホテルを訪れるお客や通りかかる人々を見つめる表情があまりにも・・・
この苦難を乗り越えてきっと感動のある映画製作になるんだと自分にいいきかせながら、
人の本質は、 やはりピンチに立った時、
土俵際に立った時に現れるんだなあと改めて感じながら自宅に帰りました。
私たち、「風之舞スタッフ」は、稲林さん、桑原さんの想いをチームのミッションとして定め、
最終日まであきらめず どんな局面も乗り越えて、
明るく心躍らせて、真剣に打ち込み、映画とともに成長し、
キャストも地域住民 もファンになって頂けることと確信しています。』

2006.6.6(一部抜粋)

毎日ご苦労様です。

いよいよ明日、2日遅れでの合流になります。
改めて、お話しする時間を短縮する上で、メールを送りたいと思います。

上記述は、米須さんからいただいたものです。
私は、今回の映画製作にあたり、監督:桑原太市にスタッフ選択を一任しました。
併せて、「新垣直人」という二つの大役を委ねた次第です。
資金難というご迷惑をおかけしている立場は棚に上げさせてもらい、
あえて話をさせてください。

この映画を製作していくために、最も必要なもの。
それは、「相手(不特定多数を含める)を思いやる“”」です。
これが、欠落している人が一人でもいると、
表現を生業にしている私たちは、
「プロ」としての意識欠如のみならず、
絶対に「感動」を与えることができないでしょう。

ましてや、お客様から「報酬」を貰うことなどもってのほかです。
中途半端な経験しかない私たち若輩者は、
決しておごり高ぶることなく、謙虚な姿勢で
「学ばねば」なりません。

「プロ」とは、他人が評価し与えられる称号です。
それを忘れてはいけないと強く感じ、
改めて全スタッフに発信いたします。

『「人」は、
二通りの人格に分けられると思う。
ひとつは、他人に不平不満をいったり、攻撃することで、
弱い自分との「心のバランス」をとって生きている人。
もうひとつは、
他人に「感謝する」ことや「学ぼうとする」ことで
「心のバランス」をとって生きている人。
前者には感動を与える資格は無いし、不幸が訪れるだろう。
後者には、必ず後継者に“愛”を渡すことができ、幸せが訪れる」』

この言葉は、自分が20代にある人から伝えられた言葉です。

当時、人生経験も未熟なくせに、今(当時)やっている(きた)ものが
ベストであると大きな勘違いをしていた「小僧の自分」を振り返ると、
赤面することばかりです。
何か、新しい方法論を供給されると、比較ばかりで
受け入れようとしない。
「前の会社ではこうだった」とか
「普通は、こうだ」とか。

今回の製作スタイルは「普通」ではありません。
「人」の心意気をいただき成り立っているものです。
もっと、大きな視点でこの動きを捉えてみてください。

私は未熟だし、まだまだその境地に達するには
程遠い。
でも、そうなりたいと心から思う。

私たちは、「」を伝えなければいけないもの達なのだから。

チーム最年長の稲林より

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