映画「ゆずり葉」を観て~先生からの感想~

5/30に富山県聴覚障害者センターで行われた映画「ゆずり葉」アンコール上映会。学園ドラマぷろじぇくとなどで一緒に活動している不二越工業高校美術部の生徒たちも観に来ていました。同行された田村先生から後日、映画に対する感想をメールいただきました。

いつも生徒を近くで見守っていらっしゃる先生のお立場で感じられたことを、上手に文章にしてくださっていたので、みなさんにもぜひ読んでいただきたくて、先生のご了解を得た上で、以下に掲載させていただきます。

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先日は映画「ゆずり葉」を観せていただき、
ありがとうございました。

生徒達は「感動した」「いい映画だった」と
私が感想を聞くより先に口々に言っていました。
商業的な派手な映画に慣れている生徒達にとっては新鮮だったことでしょう。
それに、彼らも身体が不自由な人たちを
街中で目にしたりする機会がありながらも、
はじめてどんな偏見や差別があるのかを知り、
自分の知らない世界を垣間見ての驚きがあったようです。

それに、『ゆずり葉』では、映像を通して
社会や人に言葉だけでは伝えられないメッセージを
伝える事ができることを再認識させられました。
自分達の活動を顧みる事よい機会でした。
うちの生徒達は、ただ単に面白い映像を撮りたがるところがありますが、
映像で見せる事の意義、映像だからこそできる事って何かな、と
問いかけてみたいと思います。
そういった事に使命感を感じられれば
映像を作る事の本当の面白さがわかるのかな?とも思っています。

お礼が遅くなってすみません。
皆様にもよい機会をいただき感謝している事、お伝えください。
本当にありがとうございました。

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「映像で見せる事の意義、映像だからこそできる事って何かな?」
これは私たち映像に携わる者にとっても、常に忘れてはいけないことだと思います。

エフサイトではこれから、
聴覚に障害をお持ちのみなさんや、その周辺の方々にご協力をいただいて、
すべての人たちにとってより見やすい、伝わりやすい映像を研究する事業を行っていきます。
その事業を立ち上げるきっかけとなったこの映画の感動を忘れずに、
よりよい研究となるよう一同がんばってまいります。

今後とも皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

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