となみヤングパワープロジェクト 3年目の活動は、
砺波市美術館で開催される展覧会に関連して、
その作家や作品をテーマにした朗読劇の制作・上演を行う計画です。
この日は砺波高校放送部の生徒たちと砺波市美術館に行って、
学芸員の末永さんから
来年度展覧会を予定されている2人の作家について、
作家の生涯や作品のこと、その背景など、いろいろと教えていただきました。
人間的にも素晴らしく壮絶な人生を送った2人の作家、
昭和の写真家「土門拳」と、
105歳まで活躍した女性日本画家「小倉遊亀」。
朗読劇のテーマ候補としてもふさわしいのでは、と、
末永さんが推薦してくださいました。
生徒たちは、初めて触れる作家の人生とその作品に圧倒され、戸惑いながらも、
末永さんのお話に、真剣に耳を傾けています。
「一人の作家の半生を描くのもよいけれど、
1つの作品からインスピレーションを受けて物語を紡ぐこともできますね。」
小野田館長やオブザーバーの相本さんからもアドバイスをもらいました。
これから、
スケジュールのことも考えながら、どちらの作家の、なにを描くのか、
美術館でお借りした資料を持って学校に戻り、
他の部員たちとも相談しながら、決めていくことになります。
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